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ANAとJAL、必要なマイル数の比較(国内線)

このページでは、国内線の特典航空券を得るために必要なマイル数という観点から、ANAとJALとでどちらがお得なのか比較したいと思う。
(国際線に関しては次のページ「必要なマイル数の比較(国際線)」に記載している。)

シーズン設定について

比較の前に、まず、ANAとJALのシーズン設定の特徴について解説する。 ANAの場合は、時期によってローシーズンレギュラーシーズンハイシーズンに分かれており、各シーズンによって必要なマイル数が異なる。

JALの場合も、ANAのローシーズンに相当する期間にディスカウントマイルが適応される。 更に、 JALカード の会員であればディスカウントマイルの適応期間中は「JALカード割引」が適応される。(国内線の場合、ディスカウントマイルから更に500マイル割引。) JALの場合は、ディスカウントマイルの適応期間以外が通常マイルの期間で、ANAのハイシーズンのような期間はない。

以下に、上記の設定期間を記す。

〇ANA (2017年4月~2018年3月)

ローシーズン
2017年4月1日~2017年4月28日
2017年12月1日~2018月2月28日 (ただし12月23日~1月7日は除く)
レギュラーシーズン
2017年5月8日~2017月11月30日 (ただし8月10日~8月21日は除く)
ハイシーズン
2017年4月29日~2017年5月7日 ・・・ ゴールデンウィーク
2017年8月10日~2017年8月21日 ・・・ お盆
2017年12月23日~2018年1月7日 ・・・ 年末年始
2018年3月16日~2018年3月31日 ・・・ 春休み

〇JAL (2017年4月~2018年3月)

ディスカウントマイルおよびJALカード割引の適応期間
2017年4月1日~2017年5月31日 (ただし4月28日~5月8日は除く)
2017年12月5日~2018月2月28日 (ただし12月23日~1月4日は除く)
通常マイルの期間
上記の期間以外

以降、ローシーズン/ディスカウントマイルの期間 → 閑散期
レギュラーシーズン/通常マイルの期間 → 通常時期
ハイシーズン → 繁忙期 として説明する。

ANA、JAL共に閑散期は、冬場から春(年末年始、春休み、ゴールデンウィークを除く)の期間に設定されている。 ただし、JALの方がゴールデンウィーク終了から5月いっぱいの期間も含まれており、閑散期の期間がANAに比べて長い。 また冒頭でも書いたが、JALは繁忙期の設定がなく、大型連休や年末年始などで必要なマイル数が増えてしまう心配がない。

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必要なマイル数の比較

以下に、ANAとJALの主要な路線(往復)について、特典航空券への交換に必要なマイル数を比較してみた。 なお、JALの欄の( )内はJALカード割引のマイル数である。

路線 時期 ANA JAL
東京 - 大阪 閑散期 10,000 10,000
(9,500)
通常時期 12,000 12,000
繁忙期 15,000 -
東京 - 札幌 閑散期 12,000 12,000
(11,500)
通常時期 15,000 15,000
繁忙期 18,000 -
東京 - 福岡 閑散期 12,000 12,000
(11,500)
通常時期 15,000 15,000
繁忙期 18,000 -
東京 - 那覇 閑散期 14,000 12,000
(11,500)
通常時期 18,000 15,000
繁忙期 21,000 -
大阪 - 札幌 閑散期 12,000 12,000
(11,500)
通常時期 15,000 15,000
繁忙期 18,000 -
大阪 - 那覇 閑散期 12,000 12,000
(11,500)
通常時期 15,000 15,000
繁忙期 18,000 -
  単位:マイル

※往復のマイル数を記載

上の表を見ると、ANAとJALとで設定マイル数に大きな差はないようだ。 一点だけ、東京-那覇間のマイル数がJALの方が結構お得なことに注目したい。

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まとめ

以上、国内線の特典航空券を得るために必要なマイル数という観点から、ANAとJALとでどちらがお得なのか比較してきた。 JALはお盆休み、春休み、ゴールデンウィーク、年末年始といった繁忙期でも通常マイルの設定なので、利用するとすれば有難い。 また、一部の路線で必要なマイル数がANAに比べて少ない場合ある。

結論として、ANAとJALで大差とまでは言えないものの、JALの方がお得であると言えそうだ。 特に JALカード を保有するのであれば、閑散期に「JALカード割引」が適応されるので大きな魅力となるだろう。

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