マイルの貯め方

マイルやポイントの貯め方について役立つ情報を掲載

ANAとJAL、マイル貯めるならどっち?

これからマイルを貯めようとしたときに、ANAマイルJALマイルのどちらを貯めるべきなのか迷う方もいるかも知れない。 現在では基本的にはANAマイルとJALマイルとで利便性やサービスに大きな差はなく、どちらを貯めた方がよいかは人それぞれである。

このページでは、ANAの特長とJALの特長についてまとめている。 ANAマイルにするかJALマイルにするか、選択の参考にして頂きたい。

空港と飛行機

どちらを貯めた方が良いかの判断基準

ANAとJALのどちらのマイルを貯めた方が良いか考える時に、判断する基準として以下のようなものが考えられる。

  1. ANAとJALでどちらの便に乗る機会が多いか
  2. マイルを貯めて行きたい旅行先や座席のランク
  3. よく利用するお店(日常生活でもマイルを貯める場合)

上記の中で最も優先すべきものは 1. であろう。 ANAとJALの内、圧倒的にどちらかに乗る機会が多い場合、そのマイルを貯めた方がよい。 そして、出来る限りANAとJALの内のどちらか一方に決めて、そのマイルを集中的に貯めるべきだ。

マイルを貯めて行きたい旅行先が明確であり、ANAかJALかどちらの飛行機に頻繁に乗るか選ぶことが出来る場合は、旅行先に行くのに必要なマイル数が少ない方を選んだ方がよい。 国際線の場合、どの座席のランク(エコノミー/ビジネス/ファーストクラス)を目標にするのかも決めておいた方がよい。 なぜなら、必要なマイル数がANAとJALとでどちらの方が少ないかは、目的地が同じでも座席のランクによって変わる場合があるからだ。

3. についても、ANAかJALかどちらの飛行機に頻繁に乗るか選ぶことが出来る場合の判断基準となる。 日常生活でもマイルを貯めることが出来ることは「日常生活でマイルを貯める」で説明したが、クレジットカードの利用などでマイルを貯める場合、よく利用するお店がマイルが貯まりやすいお店の場合がある。 ANAとJALのどちらのマイルを貯めた方が良いか迷っている場合の参考となることがある。

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ANAの特長とJALの特長

基本的にはANAとJALとで大きな違いはないが、それぞれの特長について記載する。 日常生活でもマイルを貯めることを前提として、ANAは「ANA VISA一般カード」、JALは「JALカード(普通カード)」を使用することを想定する。 どちらも航空会社の特典を受けることが出来るクレジットカードで、スペックがほぼ同等である。

ANAの特長

  • 将来マイルを使用しない可能性があったとしても心配ない
  • ANA VISA一般カードの場合、毎年自動的に1,000マイル獲得できる

JALの特長

  • 普段から飛行機を利用する方に向いている
  • マイルを使いやすい(ポイント→マイル移行の手間がかからない)
  • 国内線の場合、航空券への交換に必要なマイル数がANAより少ない場合がある

一昔前はANAとJALでもっと差があったのだが、現在では運航路線網や各種サービスにおいて差がほとんどなくなってきている。 ショッピングでマイルを貯めるならANA、飛行機に乗ってマイルを貯めるならJALと言われたこともあったが、近年ではその差を感じることはほとんどない。

まずANAの特長について解説する。 ANA VISA一般カードは、高還元率でポイントが貯まり、それをマイルに変換できるのが特徴である。 たとえ将来の予定が変わって旅行に行かなくても、もともと高還元率でポイントを獲得しているので、損することなくポイントを利用して商品を購入できる。

JALの場合も、貯めたマイルを電子マネーや商品券などに交換可能だが、価値が半減してしまうため損をしてしまう。 ポイントを使用するかマイルを使用するかの選択肢があるのがANAの特徴の一つである。

またANA VISA一般カードの場合、入会時に1,000マイル、2年目以降はカードを継続するだけで1,000マイルがプレゼントされる。 それに対してJALカード(普通カード)の場合、入会後初めての飛行機利用時に1,000マイル、2年目以降は毎年初回搭乗時に1,000マイルがプレゼントされる。 ANAの方が飛行機に乗らなくてもボーナスマイルを得ることができるので、普段あまり飛行機に乗らない方でも安心だ。

次にJALの特長について解説する。 先ほども述べたが、JALカード(普通カード)の場合、ボーナスマイルを得るためには飛行機に乗らなければならない。 また、クレジットカードを使用すると初めからマイルに還元されるため、普段からある程度飛行機を利用しマイルを確実に使用する見込みのある方に向いているだろう。

JALマイルの大きなメリットは、航空券への交換に必要なマイル数がANAより少なくて済む場合があることである。 国内線の場合、次の「必要なマイル数の比較(国内線)」を見て頂けると分かるが、JALカードの会員であれば「JALカード割引」が効くなどANAに比べるとお得なケースがある。
国際線の場合は「必要なマイル数の比較(国際線)」を見て頂けると分かる。 路線や座席のランクによっても変わるが、少しJALの方がお得であると言えそうだ。

以上がANAマイルとJALマイルのそれぞれの特長である。

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