マイルの貯め方

マイルやポイントの貯め方について役立つ情報を掲載

マイルとポイント、貯めるならどっち?

前のページの「タダで旅行に行く方法は?」で書いたように、このサイトではマイルポイントを貯めてタダで旅行に行く方法を紹介していく。 このページではマイルとポイントのそれぞれの特徴、どちらを貯めた方が良いかについて解説する。
マイルとポイントのどちらを貯めた方が良いかは、人によって異なる。 あなたにとってどちらの方法が良いか、このページを読んで判断してほしい。

マイルとポイントのメリット・デメリット

マイルとポイントのどちらを貯めた方が良いかという話の前に、まず始めにそれぞれのメリット・デメリットについて記載する。 マイルとポイントにはそれぞれに異なった特徴がある。

マイルの特徴

まずマイルの魅力は、何と言ってもタダで航空券(特典航空券という)と交換することができ、旅行を楽しむことができるところではないだろうか。 宿泊費や食費など旅行先で使う金額にも寄るが、旅費全体に対して移動手段である飛行機の料金の占める割合は大きい。 その飛行機の料金がタダになるというのは実にうれしい。

マイルの特徴として、特に旅行先が海外で移動距離が長くなるほどお得度が増す傾向にある。 アメリカやヨーロッパへの旅行を目指すのであれば、是非ともマイルを貯めたいところだ。

ただし、マイルを貯めようとする場合、注意しなければならないこともある。 夏休みやお正月休みなど、連休となる時期には特典航空券と交換するのが非常に難しくなる。 なので、連休などを避けて休みを取ることが出来る方でないとマイルを使うのが難しいだろう。 また、人気の路線は早めに予約が埋まってしまうため、仕事の都合などで先の予定がなかなか決められない方も、マイルは使いにくい。

特典航空券と交換する場合は、必要なマイル数に必ず達していなければならず、一部をマイル、残りを現金払いといったことが出来ない。 それと当然であるが、ANAのマイルを貯めた場合はANAの特典航空券としか交換できないし、JALのマイルを貯めた場合はJALの特典航空券としか交換できない。

ポイントの特徴

それに対してポイントの特徴は、旅行予約サイトで利用可能なポイントでありさえすれば、現金と同じように使用できる。 例えば1ポイント=1円として使えるポイントであれば、30,000ポイントを保有していれば30,000円分の旅行にタダで行ける。

それにポイントが足りていなくても、一部をポイント、残りを現金払い(もしくはクレジットカード払い)といったことが可能である。 当然、旅行予約サイトに用意されている旅行商品であれば、航空会社はANAだろうとJALだろうと関係ない。

ジェット旅客機

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マイルとポイントの比較

ここで、マイルとポイントの比較を以下にまとめる。 その後に「マイルを貯めた方が良いケース」と「ポイントを貯めた方が良いケース」について記載している。

  マイル ポイント
価値 1マイル
= およそ2円~10円
1ポイント = 1円
有効期限 3年
(国内の航空会社)
無期限のものあり
メリット 海外旅行で、移動距離が長いほど 1マイルの価値が高い。
特にビジネスクラス、ファーストクラスとランクが上がるに連れてお得度が増す。
旅費の一部をポイント、残りを現金といったように柔軟な使い方が出来る。
デメリット 連休となる時期には特典航空券と交換するのが非常に難しくなる。 1ポイントがいくらというのが決まっているため、マイルに比べてお得度が下がる場合がある。

まず、上の表の「価値」に関して補足するが、一般的なマイルとポイントの交換レートは 1マイル = 2ポイントである。 なので 1マイル = 2円と 1ポイント = 1円が等価ということだ。 一見するとマイルの方が圧倒的に価値が高いように感じるが、1マイルと1ポイントには価値の差が有ることに注意しよう。 とはいえ、マイルの価値はポイントに対して同等かそれ以上の価値があることには変わりがない。

ポイントに関しては、世の中には色々なものがあり一言でいうことは出来ないのだが、通常は 1ポイント = 1円として利用できるものが一般的だ。

以下に、マイルを貯めた方が良いケースとポイントを貯めた方が良いケースについてまとめる。

マイルを貯めた方が良いケース

アメリカやヨーロッパといった日本から距離が離れている場所を目指すのであれば、マイルを貯めた方が良いだろう。 特にビジネスクラスやファーストクラスに乗りたいという方であれば、マイルを貯めた方が圧倒的にお得だ。
(参考:1マイルの価値はいくら?(国内線)1マイルの価値はいくら?(国際線)

ただし、比較的自由に好きな時期に休みを取りやすい職業の方、先の予定を立てやすい方とかでなければ、マイルを使い切れないまま失効してしまう恐れがあるので注意が必要だ。

〇マイルを貯めた方が良いケース

  • アメリカやヨーロッパへの海外旅行を目指している
  • ビジネスクラスやファーストクラスに乗りたい
  • 好きな時期に休みを取りやすい方
  • 先の予定を立てやすい方

ポイントを貯めた方が良いケース

国内旅行を楽しむ方であれば、あえてマイルを貯めなくても良いだろう。 国内旅行の場合はマイルの価値の優位性がそこまで大きくはないためだ。 また、アメリカやヨーロッパへの海外旅行を目指す場合でも、前もって休みを取りにくく失効してしまう恐れのある方はマイルを貯めるのはやめておいた方がよい。 それなら、使い方に柔軟性があるポイントを貯めた方が良いと考えるのが普通だ。

ただし、旅行以外にも仕事などで飛行機に乗る機会が多く、マイルがある程度貯まっていく方であれば判断に迷うかもしれない。 無駄にしないために貯めるものをマイルに集中させた方が良いが、好きな時期に休みを取りやすい方、先の予定を立てやすい方でなければ失効して全てを失うこともあり得る。

解決策としては、飛行機に乗って貯まっていくマイルをポイントに交換する方法がある。 通常、マイルからポイントへの交換では価値が半減してしまうが、日常生活で貯めたポイントと合算して使うことが出来る。 価値は半減しても、どうせ失効してしまうのであれば利用できた方がマシだという考え方もある。

〇ポイントを貯めた方が良いケース

  • 国内旅行を楽しむ予定の方
  • 海外旅行でもアジアの国々にエコノミークラスで旅行に行く方
  • 使い勝手が良いことに重点を置く場合

それでは、次のページ「当サイトのあらすじ」で、このサイトの概要、流れについて記載する。

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