楽天カードを使ったおすすめの方法
このページでは、楽天カードを使ったポイントの貯め方を紹介する。
楽天カードを使うと「楽天スーパーポイント」というポイントが貯まるが、このポイントは旅行予約サイトの「楽天トラベル」で現金と同じように扱われる。
楽天スーパーポイントは 1ポイント = 1円 として使用することが出来る。
以下、楽天カードを使ったポイントの貯め方について解説する。
楽天カードを使ったポイントの貯め方
楽天カードを使ってポイントを貯めるには、大まかに以下の3つの方法がある。
- クレジットカードとして利用する
- 電子マネーとして利用する
- 楽天スーパーポイントが貯まるお店でカードを提示する
そして便利なことに楽天カードの場合、これらの3つの機能が1枚のカードに集約されている。(電子マネーの種類は「Edy」。)
どれくらいのポイントが貯まるかは、利用する内容により「還元率」が決められている。 例えば 1万円使った場合、還元率 1.0% であれば 100ポイントが付与され、還元率 2.0% であれば 200ポイントが付与されるということである。 楽天スーパーポイントは 1ポイント = 1円 として利用できるため、付与されるポイント分の金額が戻ってくると考えることが出来る。
このページではまず、各利用別にどのような使い方をすれば、どれくらいのポイントが戻ってくるのか(還元率がいくらか)について解説する。 以下にまとめたので見てほしい。
〇クレジットカードの利用
- 【還元率 1.0%】
- 買い物でカード払い、水道・光熱費といった公共料金をカード払い、自動車税や固定資産税など税金の支払いでポイントを獲得する方法あり(*1)
- 【還元率 2.0%~3.0%】
- 「楽天ポイント加盟店」でカード払い、「楽天トラベル」でカード払い(還元率 2.0%)
- 【還元率 4.0%】
- ネット通販サイト「楽天市場」でカード払い
〇電子マネーの利用
- 【還元率 1.0%】
- 各社コンビニでの利用、スーパーやドラッグストアなど電子マネー「Edy」が利用可能なお店での利用(電子マネーへのチャージで200円につき1ポイント、支払いで200円につき1ポイント)
〇ポイントが貯まるお店でカードを提示
- 【還元率 0.5%~1.0%】
- 「楽天ポイントカードが使えるお店」のレジでカードを提示(※支払いをカード払いにすると、別途「クレジットカードの利用」となるため還元率は 1.5%~2.0% となる。)
(*1) 自動車税や固定資産税など税金の支払いは数万円と高額である。通常、これら税金の支払いはクレジットカードでは出来ないが、ポイントを獲得する方法がある。(「税金の支払いでポイントを貯める」で説明。)
上記でまとめたもの以外にも、楽天カードを申し込む際にETCカードも作ることで、ETC利用時にポイントを貯めることが出来る。 ETCカードは年会費が 500円+税かかってしまう。 通行料100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まる(還元率 1.0%)。
〇クレジットカードの利用
楽天カードは、クレジットカードで支払ったときの基本的なポイント還元率が 1.0% である。
さらに、楽天市場でカードを利用した場合ポイント4倍となり、ポイント還元率はなんと 4.0% だ。
他にも楽天トラベルでカード払いをした場合はポイントが2倍、「楽天ポイント加盟店」でカード払いをした場合はポイントが2~3倍となる。
金額的にはクレジットカードで支払うものが最も大きくなるため、この方法で貯まるポイントが大部分となる。
〇電子マネーの利用
電子マネーはEdyを利用することが出来るが、これもチャージと支払いで合わせて還元率 1.0% のポイントを得ることが出来る。
Edyの特徴は、何といっても使えるお店の幅広さだろう。
しかも、今現在もEdyを使えるお店がどんどん広がっている印象だ。
実際に電子マネーを使う場面としては、わざわざクレジットカードで支払うような金額ではない、例えばコンビニやドラッグストアでのちょっとした買い物といった時だろう。 電子マネーは小銭を出す必要がないため重宝する。
〇ポイントが貯まるお店でカードを提示
支払いのときに楽天カードを提示するだけでポイントが貯まるお店がある。
よく店頭ののぼりで「楽天ポイントが貯まる」と書いてあるものを見るが、それがこのお店だ。
それでは実際に、年間でどれくらいのポイントが貯まるのか、次に例を挙げて解説していこう。
(楽天カードの詳細はこちら: 楽天カードの詳細(1) 楽天カードの詳細(2))
年間でどれくらいのポイントが貯まるのか
楽天カードを使うことで、年間でどれくらいのポイントが貯まるのだろうか? 簡単のため、利用金額に対して全てポイント還元率 1.0% ということで計算してみる。
最近では、高額な買い物だけではなく日常の買い物から公共料金の支払いに至るまでクレジットカードを利用することが珍しくない。 あなたがひと月に食材や外食、生活用品、車のガソリン代などに対して5万円分をクレジットカードで支払ったとしよう。 また、携帯電話料金、電気代やガス代、水道料金、医療保険や生命保険など5万円分がクレジットカードから引き落とされるとしよう。 そうした場合、年間(5万円+5万円)×12ヵ月=120万円がクレジットカードの利用金額になる。
その他にも、月々の決まった出費ではない高額な出費も1年に何度かはあるだろう。 自動車税、固定資産税や市県民税などの支払いがある方は、是非、税金の支払いでポイントが貯まるようして頂きたいのだが、月々の出費以外に年間で数十万円にはなるだろう。
以上のように考えて例えば年間のクレジットカード利用額が150万円だったとすると、1万5千ポイントの楽天スーパーポイントが貯まることになる。
実際には上記の例以上は貯まると考えて良いだろう。 なぜなら、たいていの方は普通に生活していると、日常生活で年間で150万円以上は掛かっているはずだからだ。 出来るものは、なるべくカード払いすることでより多くのポイントを獲得することが可能だ。
楽天スーパーポイントとANAマイルの交換
楽天スーパーポイントとANAマイルは相互に交換可能だ。 ポイント→マイルへの交換は、1,000ポイント = 500マイルという交換レートでANAマイルに交換できる。 その逆の、マイル→ポイントへの交換も可能だ。
貯めるのは楽天スーパーポイントと考えているがANAマイルも保有している方は、マイル→ポイントへの交換をおすすめする。 ANAマイルから楽天スーパーポイントへは、10,000マイル = 10,000ポイントという交換レートである。 こちらはマイル:1に対してポイント:2ではないため価値が半減していまうが、国内航空会社のマイルの有効期限は 3年でいずれ失効してしまうのであれば交換しておいた方がよい。
ただし注意が必要で、最低10,000マイルないと楽天スーパーポイントに交換できない。 もしあと少しで10,000マイルになりそうな場合は一度、足りない分だけ楽天スーパーポイントをANAマイルに交換してから再び楽天スーパーポイントに交換する方法がある。
ただ、残念なことに 2016年9月から、ポイント→マイルの交換可能なポイント数の上限が 1回につき 1,000ポイント、1日に1回までと制限されてしまった。(ちなみに、1月に交換可能なポイント数の上限が 20,000ポイント。) 交換の申請が 1日に1回と制限されているため、頑張っても 1日に 1,000ポイント、つまり 500マイルずつしか交換できない。
この方法は、ANAマイルがあともう少しで10,000マイルになりそうな場合にのみ行うことに意味があるので、上記の制限が付いても実際にはあまり困ることはないだろう。 もう一つの方法としては、次に解説する「楽天ANAマイレージクラブカード」を使う方法がある。
楽天ANAマイレージクラブカード
先ほどの「楽天スーパーポイントとANAマイルの交換」の説明の後半で、あと少しで10,000マイルになりそうな場合の対処について書いた。 ここでは、もう一つの方法である楽天ANAマイレージクラブカードを使った方法について少し記載する。
楽天ANAマイレージクラブカードとは、楽天カードにANAマイレージクラブ(AMC)機能が追加されたものだ。 このカードには、楽天スーパーポイントを貯めるコースとANAマイルを貯めるコースの2つのコースが用意されている。 このコースの切り替えが簡単に出来ることから、あと少しで10,000マイルになりそうな場合にだけANAマイルに切り替えるという方法がある。
(楽天ANAマイレージクラブカードの詳細はこちら: 楽天ANAマイレージクラブカードの詳細)