マイルの貯め方

マイルやポイントの貯め方について役立つ情報を掲載

日常生活でマイルを貯める

このページでは、日常生活でマイルを貯める際に最も主要な方法となるクレジットカードの利用について、どのようにマイルが貯まるのか、どれくらいのマイルが貯まるのか説明する。

どのようにマイルが貯まるのか?

あなたはANAやJALといった航空会社のマイルをどれくらい有効に利用しているだろうか? 旅行好きの方など飛行機をよく利用される方であれば航空会社のマイレージプログラムに登録し、マイルを保有しているだろう。 行き先によって必要なマイル数は異なるが、一定量のマイルが貯まると航空券(特典航空券という)と交換することができ、タダで旅行を楽しむことができる。

海岸の風景

ご存知の方も多いと思うが、マイルを貯める方法は「飛行機に乗って貯める」だけでなく、「日常生活の中で貯める」方法もある。 当サイトのトップページ「タダで旅行に行く方法は?」でも書いたが、日常生活でマイルを貯める方法にはざっと以下のようなものがある。

日常生活でマイルを貯める方法

  1. クレジットカードを利用する
  2. 電子マネーを利用する
  3. 各種ポイントを貯めてマイルと交換する

この中で、マイルを貯める際に最も主要な方法となるのがクレジットカードを利用する方法だ。 理由は、他の方法に比べて利用金額が大きいからだ。 世の中の多くのクレジットカードは利用金額の何%かがポイントとして付与されるが、中には利用金額の何%かがマイルとして付与されるものもある。 つまり、利用金額が大きいほど「還元」されて戻ってくるものが大きい。

ポイントの種類によってはマイルに交換可能なものもあるため、マイルの貯め方には下の図のように、クレジットカードの利用でマイルを貯める方法と一度ポイントを貯めてからマイルに交換する方法がある。

マイルの獲得方法

どちらの方法になるかは利用するクレジットカードによって決まっているが、どちらにしても還元される割合(還元率という)の高いカードを選んだ方が良い。

このサイトで紹介するカードは年会費が全く掛からない、もしくは、極力掛からないものを選んでいる。 このようなカードで、ポイントの場合は還元率が 1.0% あれば一般的に高還元率と言われている。 また、ポイントをマイルに交換する場合、(価値を落とさない)交換レートは 2ポイント = 1マイル というのが一般的だ。 なので、マイルの場合は還元率が 0.5% あれば高還元率と言える。

マイルに関しての還元率(以降は「マイル還元率」という)については、このサイトで後ほど紹介するカードで、年会費にプラスして費用は掛かってしまうがマイル還元率を2倍の 1.0% にすることも可能だ。

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クレジットカードの利用でどれくらいマイルが貯まる?

さて、それではクレジットカードを使うことによって、どれくらいマイルが貯まるのだろうか? 最近では、高額な買い物だけではなく日常の買い物から公共料金に至るまでクレジットカードを利用することが珍しくなくなってきた。 現実的に無理のない一例として、あなたがひと月に食材や外食、生活用品などに対して5万円分をクレジットカードで支払ったとしよう。 その他にも、携帯電話料金、電気代やガス代、医療保険や生命保険など3万円分がクレジットカードから引き落とされるとしよう。 そうした場合、年間(5万円+3万円)×12ヵ月=96万円がクレジットカードの利用金額になる。 もし、マイル還元率0.5%のカードを利用していた場合、年間4,800マイルがあなたの手に入ってくる。 マイル還元率1.0%であれば、年間9,600マイルになる。 例えば、東京(羽田)-沖縄(那覇)間を1回往復したときの獲得マイル数はおよそ1,400~2,000マイル(早割や往復割などの割引内容によって変わる)なので、旅行や出張で飛行機を利用するのと合わせて、クレジットカードも有効活用してマイルを貯めたいところだ。 さらに、クレジットカードの種類によっては、飛行機に乗って獲得するマイルが割り増しされるものもある(例えばボーナスマイルが追加で10%とか)。 先ほどの例で挙げた1往復分のマイル数が1,400マイルだったとすると、ボーナスマイルが10%であれば1,540マイル(+140マイル)を入手できる。

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マイル還元率とは

これまで書いてきたが、クレジットカードを利用すると、その利用金額と設定されたマイル還元率に応じてマイルを獲得することができる。 これは「利用金額の一部をマイルに還元します」という種類のカードであるためで、世の中には「利用金額の一部をポイントとして還元します」という種類のクレジットカードもある。 一般的にはポイントとして還元する種類のカードが多く、有名なところでいうとTポイントや楽天ポイントなどがある。 そして、このポイントで現金と同じように物品を購入することができる。

カード利用金額に対して還元されるポイントの割合を「ポイント還元率」または単に「還元率」と言う。(このページではマイル還元率と区別するためにポイント還元率と言うことにする。)

クレジットカード

一般的には、年会費があまりかからないか無料のカードの場合、ポイント還元率が1.0%あれば高還元率と言われる。 例えば、顧客満足度調査で7年連続第1位の楽天カードの場合、基本的なポイント還元率は1.0%だ。 年会費無料にもかかわらず高還元率で、さらに楽天ポイント加盟店でのカード利用といった特定の利用の場合2.0%になるといったところが人気の理由なのだろう。 (楽天市場での利用では4.0%にもなる。)

以上で説明したポイント還元率と、一般的なマイルとポイントの交換レート(1マイル = 2ポイント)から考えると、どれくらいのマイル還元率があれば高還元率と言えるかが分かる。 1マイル = 2ポイントなので、通常で 0.5%、特定の利用で 1.0%以上のマイル還元率があれば高還元率と言うことが出来る。 マイルを貯める場合、損をしないためにマイル還元率がどれくらいあれば良いのかを知ることはとても重要なことである。

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どんなカードを使えば良いのか?

旅行や出張で飛行機を利用するだけでなく、普段の買い物や料金の引き落としなどでクレジットカードを利用するメリットがあることは分かって頂けただろうか。 それではどんなカードを使えば良いのか? クレジットカードで気になることの一つに「年会費」がある。 クレジットカードには、年会費が無料のものから10,000円を超えるものまで様々なものがある。 一般的には年会費が無料のものは還元率が低くサービス内容も充実しているとまでは言えないだろう。 一方で年会費が高いほど、その逆の傾向にある。

仕事で頻繁に飛行機に乗る人などは、高い年会費を払ってでも充実したサービスを受けることに意味はあるだろう。 しかし一般的には、年会費はなるべく払わずに効率的にマイルを手にしたいと思うのが普通である。

後ほど当サイトでは、年会費が全く掛からない、もしくは、極力掛からないクレジットカードをいくつか紹介する。

次のページ「1マイルの価値はいくら?(国内線)」と、さらに次のページ「1マイルの価値はいくら?(国際線)」では、国内線と国際線で 1マイルの価値がそれぞれいくらなのか?について考えてみる。

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